2013年5月12日日曜日

5/11(土) 雨中の練習

 5/11(土)はつくば市の洞峰運動公園野球場で練習が行われました。午後からは雨が予想されたため、午前中の予定で始めました。
 練習は今回初めてバント練習を入れてみました。あまり細かなことは時間の都合などから言いませんでした。とても上手な選手も数名いましたが、数をこなす必要を感じました。これは男子でも言えることですが、10年前ぐらいまでの選手と比較すると全体的にバントが下降気味になっているようにここ何年も感じていました。野球自体が変化してきた。学校での練習時間が制限されるようになった。選手とボール・バットが仲良しになっていない。など、いろいろな理由があげられると思います。とは言ってもレベルが上がれば上がるほど、バント一つで勝敗が決まることがよくあります。高い意識で練習する必要があります。
 私は以前、体重が30㎏台の非力な選手に常にセフティーバントをさせたことがあります。腕も木の枝のように細いので、ボールをとらえても早い球に手首が負けて内野の頭を越えることがなかったほどです。しかし、その選手には「ツーアウトランナー3塁でおまえに打席が回ってきたらセフティーバントで1点が取れる選手を目指せ。」と、徹底的にバントをさせました。「打ちたいのにかわいそうだ。」と言う人もいました。しかし、その選手は自分の生きる道として、チームの一員としてとても頑張りました。県南総体ではなんとその子がセフティーバントだけで5打点を挙げてくれました。(練習とは関係ない話ですみません)
 ノックが始まると間もなく雨が降ってきました。ボールは滑るし、寒い中でしたが基本ノックとケースノックを行いました。そんな悪コンディションの中、レフトに入っていた2人の選手はなんとダイビングキャッチをしました。男子でもレベルの高い選手しか外野で飛び込む選手はいません。女子でもここまでできることにうれしくなりました。私は常に「外野手は、飛び込んで捕れる打球に飛び込まずヒットにしたら、それはヒットではなく、エラーだ。」と言ってきました。男女関係なく、野球はそういうものだと思うので、徐々に指導したいと思います。
 ずぶ濡れの中練習が終了しました。頑張った選手を称えたいと思います。
 うれしいことがありました。小学校6年生の女子選手がお母さんと見学に来てくれました。中学に入ったら野球部に入りたいそうです。少年野球が11月ぐらいで終わるそうなので、そうしたらチームに参加してかまいませんよと伝えました。6年生なので、少年野球もあと半年ほどかと思います。仲間とともに良い思い出を作って、中学野球に進んでほしいと思います。お待ちしています。
 見学や体験入部は大歓迎です。練習予定を確認して、ぜひいらしてください。
 

 
                         




 
(5/11土の写真ではありません)