2016年12月24日土曜日

初練習! オール茨城ガールズ

 
いよいよ本日(12・24)、正式にオール茨城ガールズとしての練習を実施しました。体験参加も含めて、27人の選手が集まりました。

 午前中はキャッチボールやゴロ捕り、バント、ノックなどの基本練習、午後は紅白戦を行いました。

 多くの選手が中学校の野球部に所属していますが、置かれている状況は様々なようです。例えば、中学校から野球を始めたという選手もいます。チームのレギュラーもいます。はたまた、2年生は女子1人でキャプテンを務める選手もいます。(ビックリ) また、中学校では、バスケットボール部やソフトボール部に所属している選手もいます。

 少し誤解があって、技術が高くなければIG(オール茨城ガールズの略称とします。)には入れないと思っていたという話を耳にしました。ま・っ・た・く、そのようなことはありません。男子のオール茨城は選抜チームですが、女子のオール茨城ガールズは選抜ではなく、言ってみれば連合チームです。技術に関係はありません。野球が好きな女子は、ぜひ、オール茨城ガールズの活動に参加してください。

 本日は、うれしいことに龍ケ崎市の小学5年生と6年生が参加してくれました。小学生も大歓迎ですので、ぜひ、体験練習として、いつでも参加してください。

 このチームが、県軟連の承認を受け、中体連のチームとして誕生できた陰には、多くの方々の努力と理解、そして先輩選手の活躍があります。とりわけ中体連軟式野球専門部強化委員長の苅谷先生は、先頭に立ち、チーム立ち上げを進めてくださいました。本当にありがたいことです。

 前回と今回の練習には、土浦三中の桜井先生が参加してくださいました。このように、中学校の先生が関わってくださると、女子野球への理解が広がると思います。

 次回の練習は、年明け1・14(土)小美玉市希望ヶ丘公園野球場です。










高校でも野球を続ける3年生です


2016年11月12日土曜日

前進!! オール茨城ガールズ(仮称)結成

 茨城の中学女子野球が大きく前進します。


 2013年、茨城県内初の女子中学生チームを立ち上げ、4年間活動してきましたが、この度、茨城県軟式野球連盟承認のもと、茨城県中学校軟式野球専門部のチームとして、県内中学校野球部所属の女子部員等(野球部所属でなくてももちろんOK)による茨城県女子中学生連合チーム、オール茨城ガールズ(仮称)が設立されることになりました。

 これまでも中体連軟式野球専門部(中体連と略します)とは、連携をとってきましたが、IGは一クラブチームとして活動してきました。今後は、益々の中学女子野球の発展を目指して、新たに設立される中体連のチームに参加します。

 これまでも中体連幹部とは情報交換をしてきました。どのようにすることが茨城のためになるのか、女子野球、中学校野球のためになるのか。

 そして出された回答が、中体連による女子チームの設立です。

 これにより、中体連をあげて関東中学女子軟式野球大会、全日本中学女子軟式野球大会を中心とした大会に、チームを安定して派遣することができます。できるというよりは、そうしなくては、軟式野球連盟による全国大会がスタートしたという女子中学生野球の気運に乗り遅れてしまいます。

 私が知っている各県の中学女子野球チームは、いろいろな形態で運営されています。その中で私が最良に思えるのは、部活文化や交通網等を考慮すると、茨城の場合は中体連による女子連合チームです。いよいよそれが実現することになりました。

 県内の女子選手、保護者、顧問のみなさん、茨城を女子中学野球発展県にできるように、いっしょに関東、全国大会を目指しましょう!  12/17(土)9:00美野里中学校に集合してください。

2016年10月11日火曜日

全国KWB秋季大会女子の部 準優勝!!

 
 10月8日から千葉県でKB秋季大会が開催されました。
 結果は準優勝ということで、形を残すことができました。
 初戦は函館選抜と対戦しました。初出場ということで、女子中学校野球の拡大を感じさせられました。まとまりと元気あるチームでしたが、マコトのタイムリーで先取点を奪うと、効率よく加点し5-0で勝利しました。
 
 第2試合は東京選抜です。女子野球先進地区の東京ということで、前半は押され気味でしたが、守り抜いて0-0で回が進みました。中盤1-0の最少得点で迎えた7回、怒涛の攻撃で7点を奪い、雨天コールドで勝利しました。
 
 予選リーグを抜け、決勝トーナメント準決勝は横浜クラブです。エースはあの埼玉を夏休みに完封した投手だということだったので、どんな投手なのかと思っていましたが、ゲームが始まるとわかりました。 “打てません” ストレート一本ですがスピードと切れがあり、アウトコースにバシッと決まり手も足も出ません。(元々野球は足は出しませんが)結局、7回を終了して0-0です。1アウト満塁のサドンデスに突入し、表を0に抑えて迎えた裏の攻撃。打席には途中出場の2年生シオンです。スクイズをファールした後のツーストライクから、見事にレフト戦にサヨナラヒットを打ちました!! ヤッター 決勝進出です。

 決勝は、練習試合など日頃からお世話になっている埼玉です。夏の初全国大会でも準優勝した名門です。1-1で延長戦に入り、延長9回、2アウトから守りのミスが出て、2点を献上し、3-1で敗れました。

 決勝では延長の末敗れるという結果でしたが、選手たちはよく戦いました。特にこの大会は守りがしっかりしていました。夏の全軟全国の後、意識が上がりきらずに大会に入りましたが、これまでの経験が発揮でき、試合ごとに集中が高まりました。それが決勝進出という結果につなっがたのだと思います。

 3年生はこの大会を最後に引退です。10月15日(土)は染谷球場で引退試合を行います。
















2016年8月2日火曜日

軟連主催初の全国大会、堂々のベスト8!

第1回全日本中学女子軟式野球大会 開会式

 軟式野球連盟主催の初の全国大会が、京都で実施されました。各都道府県から36代表が集まり行われた開会式は、さすが全軟開催の全国大会という規模の大きなものでした。「参加した意義はある!」と実感しました。

1回戦は、愛知代表でした。初回、トップバッターのエリがセンターオーバーで出塁すると、浮足立った相手のミスもあり先取点を奪いました。幸先の良い攻撃から流れができ、その後はこれまでにないタイムリーの連続で、24-2で初戦を快勝しました。

同日午後に行われた2回戦は、兵庫です。京都の暑さは、関東のそれとは異質で、「暑さがまとわりつく」という表現がぴったりです。最高気温37度の中で行われた、当日2試合目の試合に体力と集中力の不安を隠せませんでした。序盤は、1回戦の勢いそのまま、得点を重ねました。しかし、本日1試合目の兵庫は、気力が充実しています。中盤5-5の同点にされてしまいました。勝利への暗雲が立ち込めましたが、終盤に相手投手を攻め、7-5で2回戦突破です。

大会1日目、1、2回戦を突破し、宿舎でおいしい夕食をいただきました。

大会2日目、予定より30分出発を遅らせて球場入りです。遅らせた理由は、もちろん疲労を考慮してです。37度の中での2試合は、実感以上に体力を奪ってます。

3回戦は高知です。この試合も、打線が好調で、中盤以降に効率よく得点を重ねて11-3で快勝でした。

そして午後からの準々決勝を前に、大会本部が用意してくれたエアコンが効いた部屋で昼食休憩です。前日の猛暑の中での2試合、そして今日の1試合。体力を考慮して、15分黙って目をつぶらせました。いつもにぎやかな選手なので、15分黙っていることは無理だろうと思っていましたが、今日は違っていました。SSS・・・50分熟睡しました。

午後からの準々決勝も初回から得点し、試合を有利に進めました。しかし、中盤以降、打球が飛ばない、空振りが増える淡白な攻撃が続きました。そして、これまでミスがなかった守りにもほつれが目立ち、終盤6-5と追い上げられてしまいました。そして最終回、先頭バッターをミスで2塁に背負い、最後はタイムリーを打たれ、6-7×で敗れてしまいました。

課題もありましたが、これまでで最も大きな規模の大会で、4回戦(準々決勝)まで進めたことはひじょうに価値あるものでした。そして、このような素晴らしい大会を開催してくださった全軟、京都市軟連、そして、すばらしいバックアップを献身的に行ってくださった保護者の皆さんに感謝したいと思います。「ありがとうございました」

この大会を機に、全国の中学女子野球は、加速的にレベルアップすることが予想されます。そして、茨城県もその流れに乗らなくてはならないと実感した大会でした。応援してくださった皆様、ありがとうございました。