2016年8月2日火曜日

軟連主催初の全国大会、堂々のベスト8!

第1回全日本中学女子軟式野球大会 開会式

 軟式野球連盟主催の初の全国大会が、京都で実施されました。各都道府県から36代表が集まり行われた開会式は、さすが全軟開催の全国大会という規模の大きなものでした。「参加した意義はある!」と実感しました。

1回戦は、愛知代表でした。初回、トップバッターのエリがセンターオーバーで出塁すると、浮足立った相手のミスもあり先取点を奪いました。幸先の良い攻撃から流れができ、その後はこれまでにないタイムリーの連続で、24-2で初戦を快勝しました。

同日午後に行われた2回戦は、兵庫です。京都の暑さは、関東のそれとは異質で、「暑さがまとわりつく」という表現がぴったりです。最高気温37度の中で行われた、当日2試合目の試合に体力と集中力の不安を隠せませんでした。序盤は、1回戦の勢いそのまま、得点を重ねました。しかし、本日1試合目の兵庫は、気力が充実しています。中盤5-5の同点にされてしまいました。勝利への暗雲が立ち込めましたが、終盤に相手投手を攻め、7-5で2回戦突破です。

大会1日目、1、2回戦を突破し、宿舎でおいしい夕食をいただきました。

大会2日目、予定より30分出発を遅らせて球場入りです。遅らせた理由は、もちろん疲労を考慮してです。37度の中での2試合は、実感以上に体力を奪ってます。

3回戦は高知です。この試合も、打線が好調で、中盤以降に効率よく得点を重ねて11-3で快勝でした。

そして午後からの準々決勝を前に、大会本部が用意してくれたエアコンが効いた部屋で昼食休憩です。前日の猛暑の中での2試合、そして今日の1試合。体力を考慮して、15分黙って目をつぶらせました。いつもにぎやかな選手なので、15分黙っていることは無理だろうと思っていましたが、今日は違っていました。SSS・・・50分熟睡しました。

午後からの準々決勝も初回から得点し、試合を有利に進めました。しかし、中盤以降、打球が飛ばない、空振りが増える淡白な攻撃が続きました。そして、これまでミスがなかった守りにもほつれが目立ち、終盤6-5と追い上げられてしまいました。そして最終回、先頭バッターをミスで2塁に背負い、最後はタイムリーを打たれ、6-7×で敗れてしまいました。

課題もありましたが、これまでで最も大きな規模の大会で、4回戦(準々決勝)まで進めたことはひじょうに価値あるものでした。そして、このような素晴らしい大会を開催してくださった全軟、京都市軟連、そして、すばらしいバックアップを献身的に行ってくださった保護者の皆さんに感謝したいと思います。「ありがとうございました」

この大会を機に、全国の中学女子野球は、加速的にレベルアップすることが予想されます。そして、茨城県もその流れに乗らなくてはならないと実感した大会でした。応援してくださった皆様、ありがとうございました。